ラインナップ NO.77

16番 国鉄全盛期の貨車たち8 2017.12.9

TYPE1 国鉄テム100 1段リンク

TYPE2 国鉄テム300 2段リンク

TYPE3 国鉄テム300


  
(テム100 2段リンク化)

TYPE4a 西武鉄道 スム201

TYPE4b 西武鉄道 スム301

TYPE5 上信電鉄 テム1

発売予定2018年6月 税抜予価¥38,500

予約開始


国鉄貨車シリーズ、ワ12000、ワム80000、ワム90000の3形式についてご予約をお受け致しておりますが製作数の都合によりワ12000、ワム80000とワム90000を分けて制作発売する事になりました。そしてワム90000とは新たにテム300を追加製作する事に致しました。最初にワ12000、ワム80000.その後ワム90000,テム300/100を発売致します。
 国鉄鉄製有蓋車テム100、テム300について
鉄製有蓋車とは石灰やセメントなど水気を嫌うものの輸送目的で、雨水の侵入を絶対防ぎ又発熱等にも対応するための構造とし屋根、床も含めすべて鉄製とした貨車のこと。当店で既にOJスケールで17トン済積みテラ1を製作しています。テム100/300共に全溶接構造で柱は全て車体の外側に有るのが特徴で同系車として同時期の12トン積みのテ1000/1200が有ります。テム100は一段リンク車で昭和28(1953)~30(1955)年に200輌(テム100~299)製造されている。他の貨車に合わせるため従来12トン積みであった鉄製有蓋車としては初の15トン積み車として登場している。テム300はテム100を2段リンク式にした形式で昭和32(1957)~38(1963)年にかけて850輌(テム300~1149)が製造されている。その後1968年10月のダイヤ改正、所謂ヨンサントウに合わせてテム100は廃車になった2輌を除く198輌が2段リンク化されテム300(1200~1399)に編入されている。この他テム300は同形車が秩父鉄道、上信電鉄、西武鉄道でも発注、使用されています。西武鉄道のスム201形はワフ101と共に横瀬にて保存されています。現役時代にはE52、E851等の引く貨物列車に入っていました。先週、横瀬においてE61形電気機関車の取材を(株)西武鉄道のご協力のもとATMのスタッフと共に敢行致しましたが同時にスム201の取材も行う事が出来ました。西武の電気機関車ファンにはお薦めのモデルになります。スム201はテム100同様に一段リンク式でしたが後の改造で二段リンクに改造されました。スム301はテム300同様に二段リンク式貨車で国鉄に乗り入れ、かなり遠方まで行っています。という事で国鉄ファンにもお薦めです。 国鉄テム100、テム300、西武鉄道201/301、上信電鉄テム1各タイプ、当店流のパターンやディテール等細部まで作り分けを喫しました。
 ムサシノモデルの16番貨車シリーズ、この後の予定としてレ10000/12000、レ5000、ワ22000中期型/後期型、ワム50000、ワム60000を予定しています。貴重な実物図面や資料を基にじっくりと時間をかけて精巧に形作られた逸品モデルです。

                国鉄テム300

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