2013.2.25
16番、ツム1000、カ3000 量産品の写真紹介
本体価格¥35,000+税
只今発売中!

ディテール密度はOJと全く同じレベル。特に下廻りディテールは16番のモデルとしては極限まで再現されています。


国鉄 ツム1000(3タイプ)
側面妻面の通風口は高度なエッチング技術により3次元的凹凸感を表現。立体感抜群です。

TYPE1 ツム1000 1698〜2597 昭和37年〜39年製


ツム1000の最終生産タイプ。時代が新しくなり組立に溶接を多用。側面ボディ、妻面中央に溶接ラインが入る。2段リンク台車はフレームへの取付にアングルの補強が入る新しいタイプ。

TYPE2A ツム1000 1000〜1099 昭和29年製

TYPE2B ツム1000 1100〜1697  昭和34年 ツム1 2段リンク化


2Bは昭和26年から28年に製造された1段リンク車ツム1形。2Aは昭和29年、車体は同じで2段リンク ツム1000として登場。車体の組立にリベットを多用。TYPE2A,2Bではリベットの入った帯補強はトリプル・エッチングで表現致しました。溶接組立の後期型と較べ外観の印象がかなり異なります。妻面上部にはワム90000等と同タイプのベンチレーターが取付らています。2Bのグループは昭和34年2段リンクへ改造の上、ツム1000へ編入。2段リンク台車は2Aは初期型。2Bはアングル取付による後期型と台車形状が異なります。

左側がTYPE1が最終生産タイプ。右側の妻面上部にはワム90000等と同タイプのベンチレーターが取付らています。

屋上のガーランドベンチレーターはロストワックス・パーツの上に板を貼って部品の角をカチッと出しています。ネジでとめています。屋根の塗装仕上げではキャンパス張りを艶を変える事で表現(カ3000も同様)、模型に陰影を与えています。


国鉄 カ3000(3タイプ) 
カ3000では側面の抜け具合、アングル材によるブレース等非常にシャープな表現で、又牛を繋いでおく鉄棒の止め金までも再現しています。庫内はトリプル・エッチングにより木質を表した床板がセットされているので牛を載せてみるのも一考です。

TYPE1A カ3000 3000〜3100 昭和29年製

タイプ1Aでは足踏みブレーキ側側面のドア右側が塞がれています。2段リンク台車は初期型。

TYPE1B カ3000 3101〜3150 昭和30年製


TYPE1Bでは車体側面下部のスペースが全て塞がれてしまっています。余程汚れが酷かったとみえます。2段リンク台車は初期型。


TYPE2  カ3000 3151〜3348 昭和34年 カ2000 2段リンク化


昭和26年製1段リンク車カ2000を昭和34年に2段リンク化、カ3000に編入されたグループ。ドアの板の貼り方がオリジナル カ3000と異なる。側面下部は足踏みブレーキの上部分のみ塞がれている。2段リンクはアングルを介して取り付ける後期型。

車輪の転がりも良く3点支持でレールへの追随も滑らかです。