ラインナップ NO.66                             2017.4.19
16番貨車シリーズ
ワム21000、ワム70000、
レム5000/6000
2017年5月発売 税別予価36,500円
予約受付中
昨年6月にサンプルモデルをご紹介致しました貨車3形式。やっとの思いで発売の日時が決定致しました。アートホビーズでは現在、OJにてワ10000/ワ12000、ワム21000を製作していますがOJスケールのディテールをそのまま小さくした1/80 16番での製作は部品の余りの小ささに(アートホビーズ社長曰く部品が小さすぎて見えない)製作するのも限界点に達しています。価格設定も製造原価が前回より2割近く上昇している事もあり当店としてはほとんど2軸貨車好きの物好きが趣味でやっているという状況にあります。2軸貨車ゆえにいくら作り込んでも価格設定には限界があります。もう限界を越えてしまっています。この先続けられるかどうか瀬戸際に立たされている16番2軸貨車シリーズです。



最終組立中のワム70000の下廻り。そりゃあもの凄い作り込みです。目薬を差しながら組み立てている状況が思い浮かばれます。

レム5000の屋根のディテール。

レム6000の屋根。プレスによる打ち出しでリブを表現しています。

レム6000の下廻り。ディテール的にはOJスケールと全く変わりません。

レム5000の下廻り。

車輪が写っていなければ大スケールの模型のようです。

ドア回りのディテールも秀逸。青15号の帯できりっと引き締めています。







ワム7000屋根の補強の形状で前期/後期作り分け致しました。

ドアと妻板は繊細なプレス打ち出し。リブの表現は大変秀逸です。

ワム7000の下廻り。どんでもない部品点数でここまで正確に組み立てるのはプロとはいえ至難の技です、というよりコスト感覚のバランスが全く取れていません。

ワム7000前期型の屋根の補強。

ワム21000 国鉄15t積有蓋車のその後の基礎となった形式。昭和4年製。ヨンサントウを生き抜き2段リンク化の上、1970年代まで活躍。写真は1段リンク戦前鉄道省バージョン。

補強の入ったドアの模型化は結構かなり苦労するところです。アートホビーズはシャープに美しく再現してくれました。

当店としては大変満足の行く出来栄えになりました。

屋根の塗装は艶を落としざらりとした感じでキャンパスの印象を出しています。

ワム23000/90000形とはこちらの方が10年古い為、ディテールが異なります。その当たりもきっちりと再現。



現在予約受付中ですので宜しくお願いします。