2013.3.31
EF65模型化上の考察について

EF65のプロデュースを行う上で考証にかなりの時間を掛けて行って来ましたがいくつかEF65を模型化する上で興味深い点について記してみます。このような件に関しての記事は専門誌等を丹念に調べても一切掲載されていません。

1)屋上の塗色と正面水切りの塗り分けについて
今回の当店のEF65は基本的に1970〜1982から1983年頃の時代設定と致しております。1972年に”さくら”、”みずほ”が20系より14系に代わっているのが一つの理由で500P車の全検標記を45〜46(1970〜71)として有ります。東京機関区の1000PFの1回目の全検で屋上が黒、ひさしがクリームとなるのが1983年頃です。全検標記は新製とします。
一般型に関しては(吹田第二、稲沢第二、岡山共全検は鷹取工場と云う事で)屋上は青でOK,何の問題もありませんでした。

500番代P車はありったけの写真より何度も繰り返して確認作業を行い、考察した結果大宮工場に入場しているにも関わらず1980年代中頃まで屋上は青で黒になっていない、中には1990年代の更新直前まで青のままでいたナンバーも有りました。
500番代F車は吹田所属の513〜517が1977年、米原所属の518〜526、532〜534が1976年にスカート部の密連用ホースを取り外しています。当店のF車は当然この時代までの設定ですので全検は広島工、後に鷹取工となりますので屋根は青。前面のひさしは上面、下面とも全て青となります。正面ひさしの色についてはカラー写真、白黒写真と随分にらめっこしていましたがどうもひさしの下側まで青ではないか?その件誰に聞いてもウッソーと云う返答でしたが100%青だと確信出来たのは小寺康正氏の視録国鉄電気機関車V、67ページの518、521、522号機の写真でした。皆さんもこの件について調べて見ると面白いと思われます。F車のひさしがクリーム色となるのはJR化直前の1980年代中頃以降です。
1000番代 PS17パンタグラフ 1001〜1055に関しては登場時、屋根、ひさし上面は青、その後1970年代中頃より号機によってはひさしがクリーム色の塗り分けのものが出てきます。屋根は1990年頃まで青、更新されるまで青の塗色のものの方がどうも多い様子です。
1000番代1056〜1091の新鶴見に配属されたグループについても1001〜1055とほぼ同様の事が当てはまります。
1000番代1096〜1116の東京機関区ブルトレ牽引機については新製時屋根、ひさし共ブルー。ブルトレ牽引機は走行距離が長く全体検査のインターバルが3年弱と云う事ですが1回目の全検時には屋上モニター黒、ひさしクリームと塗装変更されています。

F車は密連用ホース取付時代でも非公式側(稀に公式側)の元空気ダメコックのホースは1END,2END共取り付けられていません。

以上