国鉄最後の2軸有蓋車(17t積み)
 国鉄ワラ1 税抜本体価格¥47,000    2026年10月発売予定。 ご予約開始致します。

当店では国鉄2軸15t積み有蓋車全形式の製品化を目標としておりました。合わせて妻板、開き戸にリブが有るワム70000、ワム60000、ワム80000、ワラ1の4形式の製品化も目指していました。OJでは一足早くこのクァルテットを完成させましたが16番で王手を掛ける処となりました。残念ながらもう国内ではこれらの妻板のプレス加工を行うことは困難です。真鍮製で是非とも製品化したいと望んでいました。価格はこれでも今の情勢を鑑みると利益をぎりぎり抑えています。材料費と人件費の高騰に加えどうにも怒りが収まらない円安。正に3か所締めを食らっている状況です。どうかご理解頂きますようお願いいたします。


    
    (1)タイプ1 ドアストッパー位置(低い)   

  
        (2)タイプ2 ドアストッパー位置( 高い)

      (3)タイプ1-1 新津車両管理所               

   (4)タイプ1-2 秋田操駅常備   

        (5)タイプ2-1 豊岡駅常備                     

       (6)タイプ2-2 千葉局  茂原


   (7)タイプ2-3 水戸局 勿来駅常備 



        (8)タイプ1-TA                                                                                                   

        (9)タイプ1-TB 野田市駅常備

国鉄では戦後の荒廃から立ち直るため古い老朽化した貨車の置き換えと増大した貨物輸送に対応するため戦前から引き続きワム23000やワム23000を短軸にしたワム20000(昭和21年)が製造されます。昭和28年からはワム23000を2段リンクに改造の上ワム90000とし、更にワム90000の新造車やトキ900からの改造車も含めて製造されることで合計19000輌と一大勢力となっています。昭和33年(1958)には一般用有蓋車でパレット使用によるフォークリフトの作業の便を計った両開き式ドアの新形式ワム70000(5710輌)が登場。更に入口幅を2.7mに各拡大、各所にプレス物を使用の上、材料、工数の節約を計った全溶接製のワム60000(8580輌)が昭和36年(1961)に登場しています。そして昭和37年(1962)から41年にかけて17,367輌(ワラ1、ワラ2、ワラ100~174674)が製造されたワラ1形はワム60000形を基に車体を2軸車の最大限度まで拡大、大型化。2トンの増積とし形式もワムから国鉄初の形式ワラとなった。車体はワム60000同様全溶接。ワム60000と比べ最大長 190mm増 (8,040 mm) 最大幅 101 mm 増 (2,840 mm) 最大高 70 mm 増 (3,770 mm) と拡大設計。床面積は 1.3 m2 増の 17.2 m2、内容積は 5.1 m3 増の 43.2 m3 となった。又各部の簡易軽量化を図り、床板は従来の 50 mm 厚木板を 4.5 mm 厚の鋼板に、室内の内張りは 20 mm 厚の木板から 8 mm 厚合板 に変更となっている。その結果自重はワム60000形の 9.7 t から 9.0 t に軽減された。台枠はワム60000の基本構造を踏襲したもので、軸距を230㎜拡大した4,130mmとして安定走行を確保している。ワラ1は新造2軸有蓋車として国鉄最後の形式となった。同型車を東武鉄道で1964年から66年にかけてワラ1~ワラ120として製作。国鉄との直通運用認可を得て各方面に運用されたので思わぬところで国鉄の貨物列車に1輌組み込まれているのを見ることが出来た。JR四国から寄贈されたトップナンバーのワラ1が群馬県吾妻郡中之条町、吾妻線の太子駅跡に保存されている。

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