築堤を行くEF15のイメージ。
           5月発売、税込み価格¥382,800(税抜き価格¥348,000)


お陰様でムサシノモデル長年の企画EF15が遂に形を現しました。今のムサシノモデルの基準で機関車のモデルを製作するには膨大な時間がかります。ATMメンバーと共に2015年6月横川,同じく11月韮崎、2016年11月摂津市と取材を重ね(同年6月の水上のEF16の取材も含め)、165号機を基本とした図面の作図とサンプルモデル完成が2019年。インターバルをおいて、今度は難しい号機の選定から始まりそれぞれの号機の繊細なカ所まで含めた各36枚に及ぶGOD図面、数百枚に及ぶ部品図の作図、塗装指示図面、レタリングガイドと進み各タイプのご予約の受付を開始、その結果を基に各タイプの製作数量を決定、メーカーのATM社では決定した各タイプ数量を基に数百種類にも及ぶ部品を各下請けに発注。そして部品がそろい次第組み立てを開始。1年以上かかる組み立ての完成後いよいよ塗装に取り掛かります。その準備も含めるとそれだけで5か月ほどの時間を要します。最後にATM社での慎重に慎重を重ねての最終組み立てを経て完成となりますが本当に気の遠くなるような時間が必要です。各タイプ微妙なディテールの相違、誤魔化しの効かない車体形状と塗色。ムサシノモデルの執念が実り再現することが出来ました。16番,真鍮製機関車モデルの最後の砦としてATM社スタッフには感謝の念が堪えません。
                                                                                                   

EF15の持つ優しい表情を再現致しました

デッキの小さな感じも見事に再現。コンパクトなEF15の印象を的確に捉えています。


台車廻りの程良い抜け感が売りです。

1960~70年代の東京近辺で普通に見られた景色です。101.103.113.165系電車最盛期の時代です。







この角度から見るEF15,ギュッとディテールが詰まった印象が一つの見所です。お顔の優し気な表情の再現にはかなりこだわりました(実機国鉄明細図面通り)。デッキステップに差された白は東京機関区の証です。






窓ガラスはアクリル材からの削り出し。コストが掛かってしまいますがその効果は抜群です。プラ成型品とは比べ物にならない平面性と透明度。真ん中の固定窓は車体の面一に近く。右左各2つの開閉窓は少し引っ込め具合としています。


苦労して再現した微妙なブドウ色2号の色調も写真で正確に再現するのは難しいです。この写真は下廻りのディテールをシャッタースピードを落とし露出を上げて浮かび上がれせています。



この角度からはデッキの小振りさが良く分かります。


東京機関区所属、懐かしい名前です。原型を留めた綺麗なEF15 157号機。常磐線無線アンテナを取り付けたこの区ならではの装備。避雷器はケース無のLA15。ワイパーはKW3です。パンタグラフPS15にも力が入っています。PS14共々ED17.ED18.ED19.ED53にも使用致します。旧型電気機関車こそムサシノモデルの最も得意とするジャンルでしたがEF10/12、EF52は夢のまた夢。


下廻りのディテールも一切手を抜いていません。あいまいさのないカチッとした仕上がりで雑然とした印象はみじんも有りません。実機明細図面の研究の成果をご覧ください。


このディテールの密度で13mmバージョンが作られます。


たくさん並んだ砂箱の立体感、EF15の醍醐味です。


後端梁の表現、ATS車上子等見所満載です。MT42モーターのディテールも見所です。


正確に作り込まれた部品の一つ一つが立体感を伴ってくっきりと浮き上がって見えるよう、奥行感を感じていただけるようムサシノモデルでは黒の塗色にも特に拘っています。


中梁も再現。先台車の取り付けベースも忠実に再現しています。


単にスーパーディテールと言ってしまうのは簡単ですが、しかし物凄い情報量です。各パーツの精度には素晴らしいものが有ります。端正な作り込みは眞に工芸品です。


ホコリが付いているのはご勘弁下さい。先台車の取り付け方法やブレーキシリンダーからハンドブレーキへ至る辺りのディテールもダイレクトSカーブR610通過に支障がない限り徹底した作り込みです。



 

戻る